六畳の享楽

アニメ・ゲームの感想を書いたりするつもりです

ここがすごいよコロレット

今日は、昔なじみとアナログゲームを楽しんできた。

これまでも何度か似たような会を開いてきたんだけど、今回のために買っておいたカードゲーム『コロレット』がかつてないほどに好評*1だったので、簡単にその魅力をお伝えしたいと思う。

プレイ人数がちょうどいい

3〜5人って一番扱いやすい。2人だったらタイマン専用のゲーム探すほうが良いだろうし、6人以上だったら2卓立てればいいということで、その間を埋めるこの人数は嬉しい。

プレイ時間がちょうどいい

30分弱ってのは、いろんなゲームをとっかえひっかえして遊ぶ会においてはかなり具合がいい。ゲームの勘どころやスピード感を掴んだり、プレイ中の気付きを次のゲームに活かしたりというのは、やはり可能な限り一度の集まりの中で体験したいものだと思う。その点、1ゲーム30分というのは、一度の集まりで2〜3回プレイしやすくて良い。*2

プレイ感が軽い

手順が非常にシンプル*3なうえ、手札がないことなどから手番ごとの選択肢がさほど多くないため、ゲーム全体が軽快に進む。疲れ過ぎない。

その割にジレンマ、インタラクションがある

すべての行動は場札(≒共有財)へのアクションであり、いつ損を取るか、どうやって相手の得を減らすか、と常に考えさせられることになる。そのため、アナログゲームの醍醐味たるジレンマをしっかり味わえて、ソロプレイ感もない。

カウンティングが要らない

カードの枚数構成がシンプルで覚えやすい上に、手札、捨て札のような隠匿情報が全くないので、カウンティングが要らない。場を見れば解決する。*4

暗記すべきルールが少ない

言語依存ゼロ&例外的なルールがないため、初プレイの人を迎えてもすぐに本プレイに移れる。スコア計算の詳細だけは直感的でない数値*5が必要になるが、各自が手元で参照できるようにきちんと外部化されている。

物理的に小さい・軽い

幸せ!*6

というわけで、年度末にかけて各種旅行にでかける皆様*7においては、UN○などではなくこの『コロレット』をお供にいかがだろうか。

Coloretto コロレット 日本語版
Moebius
売り上げランキング: 13,020
ボーナンザ 日本語版
ボーナンザ 日本語版
posted with amazlet at 14.03.01
AMIGO / メビウスゲームズ
売り上げランキング: 9,624

*1:もちろん、僕としても大当たりという感想。

*2:ちなみに、別の卓の重いゲームが終わるまでの時間調整にもちょうどいい。

*3:カードを引いて列を伸ばすか、列を取ってラウンドから抜けるかの2択

*4:僕はカウンティングめちゃくちゃ苦手なんですよ。ハーツとかだいたい勘でプレイする。

*5:例えば「1列に置けるのは3枚まで」というのはすぐに身体が覚えるけれども、「4枚で10点、5枚で15点、6枚で21点」というのは覚えづらい(よね?)

*6:主に僕が。

*7:まあ正確にはこの条件だと人数的に嬉しくない場合があるとは思う。2卓って雰囲気ではないだろうし。